樹脂成形品Plastic Molding Products
大陽ステンレススプリングだからできる
樹脂成形技術
射出成形された樹脂成形品は、金属に比較し軽量で耐熱性や耐薬品性に優れた製品もありますが、絶対的な機械的強度は金属で補わなくてはなりません。 当社では金属部品の特性と樹脂成形品の特性を組合せた製品をご提案できます。 単品はもちろんですが、様々な金属部品との組合せが可能です。
金属部品とセット販売が可能
インサート成形(一体成形)
アウトサート加工(後工程組立)
クリーンな環境での製品加工
その他低コストでの対応、試作対応(切削、3Dプリンター又は、試作金型)もお任せください!
樹脂成形品について
機器および構成部品の軽量化・モジュール化は、あらゆる分野で進み、EVなど自動車の電装化に伴う電装品やセンサなどの電子部品、各種構成部品では、金属の樹脂化および金属と樹脂の複合製品の需要が高まっています。
大陽ステンレススプリングでは、長年培ってきた金属加工技術と新たな樹脂成形加工技術の融合をはかり、インサート成形およびアウトサート加工をおこなっております。もちろん樹脂成形のみも対応しております。 是非、当社の樹脂成形品の採用をご検討下さい。
- 樹脂成形品の特長
- 軽量化、モジュール化
金属に比較し安価
用途に応じた耐熱性、耐薬品性、強度に優れた材料がある
- 一般的な用途
- 自動車用部品 (モジュールケース、構成パーツ)
電子部品 (センサ、ソレノイド、コネクタなどの構成パーツ)
住宅用部材 (建材、水回りなどの構成パーツ)
工業用機器 (バルブなどの構成パーツ)
金属部品を樹脂成形品に置き換え、「軽量化」したい
軽量化が要求される自動車分野をはじめ、あらゆる分野で金属部品の樹脂化が進んでいます。
金属から樹脂に製品を変更する場合は、樹脂の短所をしっかりと理解し補う事が重要です。
樹脂と金属を比較した場合の樹脂の長所と短所
長所
軽量
錆びない
形状の自由度に優れる
材料ロスが少ない
大量生産に適しており、製造コストが安価
色の自由度が高い。透明化も可能
短所
機械的強度、剛性が劣る
耐熱性が劣る
ばね特性が劣る
寸法安定性が劣る
大陽ステンレススプリングは、樹脂製品の短所である強度・剛性不足の部分を自社製のブッシュなどの金属部品で補うことが出来るため、それらの金属部品を使用したインサート成形やアウトサート加工において最大の強みを発揮します。例えば自動車などでは各種のセンサやECU,ABSユニットなどの樹脂ケースをボディなどへボルト締めにより取付ける際、樹脂のみでは締付けトルクや経年劣化により樹脂部にクラックなどが発生する恐れがあります。
当社のインサートブシュをインサート成形する、又は当社のスペーサーをアウトサート加工し、樹脂と金属を一体化することにより強度がアップし、これらの問題を解決することができます。
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Point1加工可能な樹脂製品
樹脂成形品と金属の複合製品は、お客様のご要求に応じたカスタム対応の特注品となります。
金属部品との複合製品につきましては金属部品の情報もご提供下さい。
当社金属部品との可能な組合せ例Point2
表記の金属製品との組合せ例ですので、仕様や条件で対応できない場合もございます。
インサートブシュは同時成形に大変優れた製品です。当社では、引抜き力を向上させた新タイプのWCHを提案しています。
【その他の可能な組み合わせ】
樹脂成形品+樹脂成形品、インサート加工後+アウトサート加工、樹脂成形品+金属部品(複数)
インサート加工(同時成形)とは?
アウトサート加工(後工程組立)とは?
Product introductionインサートブシュ(WCH)の紹介
インサートブッシュ(WCH)は、当社独自の合わせ目密着加工技術により成形時の樹脂漏れを防ぎ、また、 新タイプのディンプル形状でインサート成形時に樹脂の入り込む体積を従来品より多くすることで、従来比 (当社製品)で引抜力1.7倍、回転保持力1.6倍を実現。
Factory introduction樹脂成形専用工場
とちぎ千塚工場の紹介
とちぎ千塚工場は、樹脂成形及びインサート成形の専用工場となっており、成形エリア内は徹底したクリーンな環境での生産 体制を構築しています。また、精密機器用、自動車用精密パーツにも対応できる検査、測定器を設備しています。 安定した品質維持は金型のメンテナンスも欠かせないものですが、金型洗浄機、金型用定盤、金型補修用溶接機、研削盤 などの設備を揃え、金型メンテナンスエンジニアによる万全のメンテナンス体制を整えています。
射出成形機は、縦型3台、横型22台の合計25台(30t~220t)を設備。
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